2013年06月26日

ザクロ

今回は皇居東御苑で撮影した花・植物写真からザクロをお届けします。

ザクロ〔ザクロ科ザクロ属〕柘榴 石榴
ザクロは現在のイランが原産で、「生命の果実」として6千年前から食品や薬として多用されてきました。中国でも、ざくろの樹皮や根皮は石榴皮と呼ばれ、条虫駆除に使われました。
最近は、種子に含まれる女性ホルモンの一つエストロゲンが含まれていることから、ザクロジュースが更年期障害や不妊症の女性を中心に飲用されています。
「紅一点」といいいますが、これは、中国の王安石が石榴の林の中に咲く花を詠んだ詩から出た言葉だそうです。
ザクロの花をカーソルを乗せてご覧ください。


花が終わって結実します。花が散った後は太陽のようですよね。
ザクロの花散って

結実して実が出来てくると口がすぼまってどんどん丸みを帯びていきます。
夏な日差しを浴び、秋になると赤く硬い外皮が不規則に裂け、赤く透明な多汁性の果肉(仮種皮)の粒が無数に現れます。その一つ一つに種があるんですよ。
55DSCG9534.JPG

宮沢賢治の作品では「風野又三郎」の冒頭に登場します。

     〔九月一日〕

 どっどどどどうど どどうど どどう
 ああまいざくろも吹きとばせ
 すっぱいざくろもふきとばせ
 どっどどどどうど どどうど どどう

「風の又三郎」じゃないの?とお思いでしょう。
「風野又三郎」をのちに全面的に改作、発展したものが、賢治の代表作の1つである「風の又三郎」なんですよ。
冒頭の部分はざくろではなく、青いくるみやすっぱいかりんに書き換えられています。

 どっどど どどうど どどうど どどう
 青いくるみも吹きとばせ
 すっぱいかりんも吹きとばせ
 どっどど どどうど どどうど どどう

宮沢賢治の作品には推敲前後の作品がいくつかあります。それらを読み比べてみるのも面白いですよ。

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
 にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へ blogram投票ボタン CoRichブログランキング
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック