2013年05月22日

野鳥の舞・上野不忍池

上野東照宮ぼたん苑で春ボタンの撮影をした後は、お決まりの不忍池散策。
そして不忍池といえば野鳥です。
というわけで今回は不忍池で撮影した野鳥写真をお届けします。

まずはこの写真をご覧ください。
頭の黒いカモメと白いかもめが泳いでいました。さてこの頭の黒いカモメはなんというカモメでしょう?
白と黒のカモメ

実はこのカモメはユリカモメなんです。ほんとにユリカモメ?とお思いですよね。
ユリカモメ成鳥の夏羽の状態なんです。ユリカモメは夏羽に変わると頭部が茶色味の黒に、嘴と足も黒味になります。4月頃から変わり始め、成熟した成鳥ほど早く、若い個体は遅くなる傾向があります。喚羽時期と移動時期が近いために綺麗な夏羽の姿を見られる期間は短いんですよ。
夏羽のユリカモメ

そしてこちらが夏羽に移行中のユリカモメです。頭部がゴマ塩状になっています。
今頃はもう夏羽になって北の繁殖地に移動しているかもしれません。
夏羽に移行中のユリカモメ

ハクチョウのボートの頭に乗るセグロカモメです。
餌を上げてはいけないのですが、ボートから餌をあげるので、ハクチョウの頭に乗って餌を待っているんです。
餌が池に投げられると素早く向きを変えて飛び立ちました。
カーソルを乗せてご覧ください。


池のイカダに止まって翼を広げて乾かしているカワウ。
その横で、ちょっとパタパタとされて迷惑そうなキンクロハジロ。
俺だってと負けずに翼をパタパタとしてくれました。
キンクロハジロはお馴染みのカモさんです。今頃は北に帰ったことでしょうね。
カーソルを乗せてご覧ください。


今度はちょっと陸上のハト。
キスを交わすハトを見かけたのでもしやと思って撮ろうとしたら、交尾が始まりました。
キスというのは求愛給餌行動でディスプレイと呼ばれ、他の鳥(スズメやカラス等)は興味を示さないので、異種間で交雑が起きないような生殖的隔離機構だそうです。
それが無事に終わるとオスがメスの上に乗っかって交尾、羽をばたつかせて放精して終わり。わずか2,3秒の行為なんですよ。
キスの写真はありませんが、交尾から終わるまでをカーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


ちなみに、ハトの繁殖力は他の鳥にくらべて非常に旺盛です。ハトは生まれて半年もすれば繁殖期に入り、1日に数回は交尾を行います。 春は他の鳥同様に最も旺盛な繁殖シーズンですが、他の季節も真夏以外はほぼフルシーズンです。そして、番いになった鳩は、一方が死んだり、行方不明というようなことがない限り、生涯生活を共にする仲の良い鳥だそうで、毎年パートナーを変えるオシドリよりもおしどり夫婦です。

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posted by ブドリ at 20:40 | Comment(2) | TrackBack(0) | 野鳥写真 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
衣替えする鳥がいることは知っていましたが、ゆりかもめはいるも同じようなので、こんなに違う姿の時があるなんて知りませんでした。夏羽になってすぐ北へ飛んで行っているからなのですか〜。渡り鳥とも気づきませんでした。
Posted by felizmundo at 2013年05月22日 22:42
felizmundoさん

ユリカモメも衣替えするってほとんどの人は知らないと思います。
よく見る頃は真っ白ですし、変わるとすぐに姿が見えなくなるので、毎日のように気にして見ていないと気づきませんよ。
カモメが渡り鳥とも思いませんよね。
すべて皇居東御苑に通うようになってユリカモメが渡り鳥であることを知り、昨年、黒い頭のカモメをみつけ、それがユリカモメの夏羽の状態と知ったばかりなんですよ。
自然は知らないことばかりです。それだけに知れば知るほど面白くなりますね。それに、一度知ると簡単に見つけられるようになるから不思議ですよね。
Posted by ブドリ at 2013年05月23日 22:48
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