それがちょっと変わり種の桜の御衣黄(ギョイコウ)と鬱金(ウコン)です。
桜といえば白からピンク色を思い浮かべますよね。
ところがこの二つの桜は白でもピンクでもありません。じゃぁ、何色?
順番にお見せします。
撮影に行ったのは、風が強かった4/7の皇居東御苑です。
まずは御衣黄(ギョイコウ)。
大手門を入ってすぐにあります。
え?何色?
わかりますか?
ピンクのような黄色のような?
正解は花が開いたときには緑色で、次第に緑色は薄れて黄緑色から黄色になり、やがて中心部が筋状に赤くなります。
なので実に色の表現としては難しい桜ですが、一般的には緑色の花を咲かせる唯一のサクラです。
この花の色は葉緑素があるために緑色に見えるんです。
というわけで、咲き始め・ちょっと時間がたった花・だいぶ時間がたった花をカーソルを乗せてクリックしてご覧ください。
お次は鬱金(ウコン)。
ピンク色ではないのはわかると思います。
この桜は東京の荒川堤で栽培されていた品種で、ウコン色(鬱金色)と呼ばれる淡黄緑色をした八重咲きの花を咲かせるサクラの一種です。
花が咲き進むと淡黄緑色から淡桃色に変わります。
多くの花は見頃できれいなウコン色をしていましたが、中心部からピンク色に変わってきたものもありました。今週末は色が変わって散り始める頃ではないでしょうか。
カーソルを乗せてご覧ください。
皇居東御苑には御衣黄は大手門付近に1本、松の芝生に1本、ウコンは松の芝生に御衣黄と並んで1本、桜の島・果樹古品種園前にあります。
新宿御苑にも揃って咲いています。
どちらも今週末までが見頃と思いますのでこのサクラでお花見を楽しみたい方はお早めに。
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