でも、普通の霜柱では面白く無いので、ちょっと探して撮りたかった霜柱を見つけましたのでお届けします。
それが今回のタイトルの「二階建ての霜柱」です。
え?二階建て?でしょ。
土からグッとみんなで力を合わせて地面を持ち上げている感じ。
でも、今回お見せするのはちょと違いますよ。下の写真を見てわかりますか?
霜柱の途中に境目があるのがわかりますか?
カーソルを乗せてご覧ください。
この霜柱も植物のシモバシラと同じように毛細管現象でできるんですよ。
地上の気温が0℃以下になると、地表面の水分が氷ります。地中の水分が毛細管現象により、次々と地表面に引き寄せられ、引き寄せられた水が氷って、表面の氷を押し上げます。これが繰り返されて霜柱が作られます。場合によっては10cmを超える場合もあります。
陽が当たる場所だと日中に熔けてしまいますが、標高の高いところや日中も5℃以下であったり、日当たりが悪い場所等では、霜柱が融けずに残り、さらに、その下に霜柱が新たに発生して、霜柱が2段、3段重ねになることがあるんです。
皇居東御苑の日当たりの良くないところでは2段、つまり2階建てになっていたんですよ。
下の部分の霜柱が細くて今にも倒れそうです。カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。
ちょっと面白い2階建ての霜柱も発見!
上よりも下の方が長い霜柱です。
ここから一部の霜柱をちょっと取り出してみました。
ちょっとキノコみたいじゃないですか?名付けてキノコ型霜柱。そのままじゃないか!
こちらの霜柱の方が見つけやすいと思います。
寒い日が続いたら公園の日当たりの悪いところなどを探せば、ひょっとしたら2段、3段の霜柱が見つかるかもしれませんよ。こちらは早起きしなくても午前中なら見られるのではないかと思います。
「肩寄せて 土をかつぎし 霜柱」
「霜柱 都会に自慢の 2階建て」
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします



クール宅急便で送っていただきたいくらいです!!
こちらでは、一段のものでも、めったに見られないので、すごくうらやましいです。
歯ブラシですか(^^)
今年は彗星が2つ接近してかなりの大きさに見えるのではないかと言われています。
それぞれ1ヶ月ぐらい楽しめそうとのことなので何度も見られそうですよね。
森のどんぐり屋さん
関東ローム層はできやすいとも言われています。
でも、公園や東御苑はローム層ではなく土を入れられてますから別ですよね。
東御苑は土の栄養も豊富でふかふかですからシモバシラはできやすいようで、しかもいい具合に日陰があるのでさむい日が続くと2階建ては期待出来ます。
これは実物を見て貰いたいです。
多くの子どもたちにも見て貰いたいものですよ。