後の月見と言って、十五夜とともにお月見をする風習があるんですよ。
私は所沢で悠真とお月見しましたよ。でも、今回はちょっと別のお月見ネタです。
10/24(水) この日は多摩川浅間神社からダイヤモンド富士が見られる日だったんです。しかも山頂に太陽がすっぽりと乗っかり、下の図のように見える予定でした。

「ちっ!サギじゃねぇか!」
とサギが申しておりました。
雲がかかっていて待っている間ボーッっとしているのももったいないのでもう一つの天体観測、そう、南の空の月を眺めていました。
空には雲が波打ち、その波に揺られるように月が漂っていました。
ここで月を見ていたのも実はあることを期待してのこと。
ここは羽田空港からの飛行ルート(おそらく日本海側の空港)になっているので、上の写真だと下の方から上に向かって飛行機が飛んできます。タイミングが合えば月と飛行機が重なるんじゃないかと思って眺めていました。ただ、このルートはメジャー路線ではないため全体に本数が少なく、ラッシュ時間帯になれば本数がさらに減るので月の位置と飛行機の位置がどうなるかやきもきして待っていました。
富士山を気にしながら眺めていた16時半頃、飛行機がやって来ましたが惜しくも離れた位置を飛んで行きました。
16:40から始まるダイヤモンド富士の時間が過ぎ、このまま手ぶらで帰るのも嫌だったのでしばらく月を眺めて待つことしばし。ついにその瞬間はやって来ました。
ど真ん中ではありませんが、飛行機が月の前をつっきる瞬間です。以前にも月の前を通過する小さな飛行機を撮りましたが、月を隠すほど大きな飛行機で撮りたかったので今回は大満足!
月は右に移動するからすぐに飛行機がくれば真ん中に重なる可能性が高い!はずだったのですが、わずか3分後に飛んできた飛行機はさっきの飛行機よりも西寄りを飛んでしまって重なりませんでした。全く同じルートだったらど真ん中のはずなのにぃと駄々っ子のようになりそうでした。
満月の日にここで見てたらと思いますけど、月がこのあたりにくるのは夜も更けてからですから国内線は飛ばない時間帯。だから撮れません。
狙うとすれば上弦の月から十日月ぐらいまでの月か、朝に残る更待月から下弦の月ぐらいの間が狙い目なんですよ。
天体観測やダイヤモンド富士であれば計算でほぼ狂いなく天候次第で撮影できるのですが、飛行機の場合は風向きや風の強さによって飛ぶコースがずれ、完全に同じルートを通るということはほとんどなく、で予測しての撮影は非常に難しいので今回の撮影は大成功ということになります!私も大満足です!
あとは羽田空港に行って月の出の頃の満月と飛行機が重なるのを狙うしかありません。
それも前から月の出る位置と時間を予測してはいるのですが、曜日と時間そして天気がうまく咬み合わないんですよ。曜日や天気が良くても風向き次第で滑走路が変わるので月の前で飛んでくれるとは限らないので難しいんですよ。飛行機と月が重なるのを撮ることはダイヤモンド富士よりもはるかに難しいんです。
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