2012年10月21日

絵本『どんぐりと山猫』宮沢賢治

今回の絵本・児童書は先日ドングリの話題を取り上げた際にも紹介した宮沢賢治の「どんぐりと山猫」をお届けします。
話は絵本としては長い童話・児童小説の部類です。


「どんぐりと山猫」
宮沢 賢治 作
田島 征三 絵
三起商行(ミキハウス)

おかしなはがきが、ある土曜日の夕がた、一郎のうちにきました。

 かねた一郎さま 九月十九日
 あなたは ごきげんよろしいほで、けっこです。
 あした、めんどなさいばんしますから、おいで
 んなさい。とびどぐもたないでください。
              山ねこ 拝

こんなのです。

この誘いにしたがって一郎は山に行きました。
山に行ってもどこにいけばいいのかわかりません。
栗の木、滝、そしてきのこの楽隊、りすに「山ねこ見なかったか」と聞きながら進んで、なんとか山ねこのもとにたどり着きました。
そこで行われる「めんどなさいばん」とは「どんぐりの裁判」でした。
丸いのがえらい、背の高いのがえらい、とんがってるのがえらい。
みんなで言い合ってまとまりません。
その裁判の助けを一郎は頼まれたのでした。
さぁ、一郎が出したもめごとの解決策とは?

誰が一番かって、どの社会にもありますよね。
おそらく宮沢賢治が一番嫌いなもめごとだと思います。
それをこんな風に裁くとは!
なるほどね、と大人は感心するけど子供にわかるかなぁ。
でも、人と較べることってどういうことなのか、意味のあることなのか、そんなことの種を心のなかに蒔いてもらえたらいいなと思います。

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posted by ブドリ at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | .絵本・児童書 た行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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