2012年10月13日

ユリノキ・ドングリ

今回は新宿御縁で見つけたユリノキとドングリをお届けします。
どちらも珍しいものではないのになんで2つ一緒?ですよね。
秋葉実りの季節ですからちょっとその実のなり方を見てみましょうということです。

まずはユリノキ。
花については私のブログでも何度も取り上げていrのデご存知でしょう。
わからないかたは「百合の木(ユリノキ)」を御覧ください。
受粉して実ったものは木の上で熟していきます。
ユリノキの果実は集合果で、一つの花に約100個の実がなります。
一つ一つの実は翼果で、扁平の翼状になってマツカサ状に集まって、直立しています。
55DSCC5795.JPG

その集合果が樹上で熟していきます。
風に吹かれたり、カラスに突かれたりして落ちてきたものを順に並べてみました。
緑色の集合果が徐々に熟して緑から茶色に変化し、松ぼっくりのように開いていきます。
ユリノキの集合果

一つの実は細長い楕円形の翼があって、果軸につながる基部に種子があります。種子の重みで基部を中心にカエデの種子のようにクルクルと回転して、風に乗り、元の木から遠くに落下します。
一つ一つの種子ですと言いたいところが写真がないので、上の写真から想像してください。

お次はドングリです。
珍しくはないですが、どうやってドングリがなるかって思い浮かびますか?見れば、ああそうか、ですけど、今説明しろと言われて説明できないでしょ?
マテバシイのドングリをクリックして見てください。


わかりましたか?
花が咲いた後に出来た小さな果実。この中にドングリの赤ん坊がいます。
それが大きくなると頭を出し、徐々に大きくなって、かぶっていた部分を笠にしてくっついているんです。
そして笠から離れていくというわけです。わかってましたか?
もう一枚お見せしますね。
マテバシイのドングリ

これはマテバシイのドングリですが、他の木のドングリもでき方は似ています。
ちなみにスダジイのドングリはバナナの皮がむけるように中から顔を出します。
いろいろなドングリがあるのでご自分の目で確かめてみてくださいね。
どんな木にドングリがなるかというとこちら。いくつかあげておきます。
( )内の数字は、(1)は花が咲いてその年の秋にドングリがなるもので、(2)は花が咲いてその翌年の秋にドングリがなるものです。
落葉樹のドングリ カシワ(1)、ミズナラ(1)、コナラ(1)、ブナ(1)、イヌブナ(1)、クヌギ(2)、アベマキ(2)、ナラガシワ(1)
常緑樹のドングリ スダジイ(2)、マテバシイ(2)、シリブカガシ(2)、ツクバネガシ(2)、ウバメガシ(2)、アラカシ(1)、イチイガシ(1)、ウラジロガシ(2)、ツブラジイ(2)、アカガシ(2)、オキナワウラジロガシ(2)

新宿御苑には、日本原産のドングリ20種のうち、半分以上の13種が植栽されているそうです。(新宿御苑の最新御苑情報より)
これは知りませんでした。興味のある方は探してみてはいかがですか?

ドングリは殻に包まれているので乾燥に強そうに見えますが実は弱いんです。
木から地面に落ちて1週間〜10日、地面に埋まるか、木の葉の下に入らないと発芽しなくなるようです。
そう考えると、リスやカケスが地面に埋めるのはうまくできているというわけです。
リスやカケスが食料として保存する間、乾燥から守られ、食べ残されたり食べ忘れた分は発芽して木になるわけですから無駄がないんです。人間は食べ残したらポイですからね。

次回は宮沢賢治気分でドングリ見物です。

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posted by ブドリ at 21:30 | Comment(0) | TrackBack(0) | .新宿御苑 風景 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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