まだまだ暑く、入道雲がもくもくとわきたっていました。
お花見ならぬ雲見です。
普通ならこれだけ入道雲が沸き立っていると空気中の湿度は高くてもやってしまって遠くまでよく見渡せないのが夏の東京の空。
もちろん富士山が見えることも滅多にありません。暑い日中だったらなおさらのことです。
ところが、富士山の見える側に移動して目を凝らすと、なんと富士山が見えてるじゃないですか!
都庁の左側に富士山が佇んでいるのがわかりますか?
なんでわかりやすいように富士山を真ん中にしないんだと思いますよね。その理由は後ほど。
今年は調べると富士山はけっこう見えているようなんですね。
8/18の記事「真夏の富士山」で紹介したように私も見ています。
と言うことは空気が乾燥していて漂う水蒸気が少ないために視界良好ということなんですよ。
実際にまとまった雨というのは8月下旬から降っていません。富士山が見えるのは嬉しいけど雨が降らないのも困った問題です。
徐々に日が傾き、17時をすぎると太陽が雲の中に隠れそうになったのですが、よく見ると幻日が見えました。しかも富士山の上の黒い雲の上側です!よーく見てくださいね!
見事に富士山の上に幻日が現れてくれました。
きれいだ!
この写真で富士山を真ん中にしない理由がわかりませんか?すぐ左に高層ビルが建ってしまって見た目最悪なんです。この文京シビックは建設省が定めた関東の富士見百景の一つです。それなのに無粋なビルが建てられちゃうんですよね。もうちょっと景観というものを考えられないものでしょうかね。
どんどん日が沈んで日の入り5分前の17:52(ちょっと高いところにいるから日の入りは気持ち遅い)。
地表付近の雲に隠れた太陽がまわりの雲を照らす。うーん、きれいだ!
薄明光線、光芒、夕日の後光、いろいろ名付けられているけど、そんなのどうでもいいくらいとにかくきれいですよね。
カーソルを乗せてご覧ください。
最後に富士山を時間経過とともにご覧ください。

ちょっと書きましたが、ほんとに雨が降りません。朝晩は気持ちのいい風が吹いているのですが日中はずっと30度超の真夏日。東京の9月の真夏日の最多記録は14日。今日で10日目。週末までこのままの天気のようで記録更新は確実です。暑さ寒さも彼岸までとはいいますが、このまま彼岸まで続いてしまうのでしょうか・・・
利根川水系では取水制限開始。生活にはまだ影響はないけどこのまま続けばどうなることやら。
関東の野菜にも影響は必至でしょう。
この夏は大雨がふるところにはこれでもか〜!と傷めつけるだけ傷めつけ、降らないところにはまったく降らない。うまく雨は降りはしませんけど、ここまで極端というのはここ最近のことですよね。
自然のバランスが崩れてしまっているように思うのは私だけでしょうか。
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします



【.富士山 四季の最新記事】