今回はそんな夜のお話です。
「おつきさまのやくそく」
いとう ひろし 作
講談社
今日はおとうさんの帰りが遅いので、ぼくはひとりでおるすばん。
しっかりしないといけません。
そんな時、ひとりぼっちの「ぼく」のところに、お月様が訪ねてきました。
お月様は、トランプをしたり、お風呂に入ったり、お話しをしてくれたり、いっしょに楽しく遊びます。
お月様とお話してわかったこと、それは
おつきまさは、くもった満月の晩だけ
ひとりぼっちのこどものところにいってもいい
それはひとりのこに一回だけってきまり
ってこと。
「ぼく」は、
「ぼくがおとなになって、おとうさんになって、ぼくの子どもが ひとりぼっちになる よるがあったら、ぜったい あそびにきてね」
とお月様におねがいすると、
お月様は「うん、くるよ」と約束してくれました。
「ぼく」は帰ってきたお父さんに、お月様が来たことを話します。
その夜、ベランダでお月様に語りかけるお父さん。
もしかして・・・
「ぼく」がした約束は守られるのでしょうか。
父から子へとお月様がつなぐ物語。
親子でお月様を眺めてゆっくりとお話してみてはどうですか。
参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします



【.絵本・児童書 あ行の最新記事】