2012年08月23日

カラスに食べられるセミ

公園に行くと毎日のように賑やかなセミの大合唱が聞こえますね。
鳴いているのはオスですから、メスも合わせると毎年どれだけのセミが幼虫から羽化しているのでしょうね。
木に産み付けられ、翌年の梅雨時に卵から孵って地中にもぐり、脱皮を繰り返して約7年。
ようやく地上に出てきて羽化するという長い歩みです。
羽化するまで、常に危険がいっぱいのセミですが、こんなふうにして命を落とすことがあるのかという場面を目撃しちゃいました。

林試の森の夕方。
地面に降り、歩き回りながら足元を気にしているカラスが数羽いました。
何をしているのかなぁとしばらく見ていたんです。
カラス


カラスがくちばしで地面をつついて穴を掘っているんですよ。何度も何度もくちばしでつついて穴を大きくしてるんです。
しばらくするとその理由がわかりました。
なんと!地中のセミの幼虫を掘り出していたんです。そしてパクリ!といっちゃうんですよ。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


見ているとカラスは闇雲に穴を掘っているわけではないようです。かなりの確率で幼虫を掘り出していましたので、セミが地中でうごめく震動を捉えているのか、穴で動く音を聞き分けているような感じで穴を掘っているようなんです。セミの幼虫が捕まえられない時はどうやらくちばしが届かないところにいる気配です。

けっこう深くまでくちばしを突っ込んで、しっかりと捕まえて、またパクリ!
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


あっちでもこっちでもカラスたちが地中を掘っていました。
でも、ある程度掘ったと思ったら、別のカラスに追いやられるなんてこともあって、そばで狙ってるカラスがいるんですよ。どこの世界にも美味しいところだけ持って行こうとするやつがいるんですね。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


危険は地中の中だけではないんですよね。
鳴いていたミンミンゼミを見ていて、鳴き止んで飛んでいったと思ったら、カラスにパクリ!とやられちゃったんですよ。まさか!なので写真を撮れませんでしたけど、何回か見かけた光景なんです。

いったいどれだけのセミが卵から成虫にまでなれるのでしょうか。
地中にいてもカラスに襲われ、モグラなどに食べられたり。
住んでた場所が開発されて掘り返されたり舗装されて地上にでられなかったり。
なんとか地上へ出ても危険ばかり。
羽化の途中でアリや鳥に襲われたり、羽化して鳴けばカラスに狙われたり人に狙われたり。

ほんとにどれだけのセミが成虫にまでなれるのでしょうね。
それを考えると夜も眠れなくなっちゃいます。

残念なセミの姿だけではかわいそうなので、次回は毎年のように撮るセミの抜け殻をお届けします。

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
 にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へ blogram投票ボタン CoRichブログランキング
posted by ブドリ at 21:15 | Comment(2) | TrackBack(0) | 生物日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
こちらにも遊びに来ました。でも、これはびっくり!蝉の羽化を見ようと幼虫探しをする時に、蝉のでてきたと思われる穴が多いあたりを探しましたが、穴が大きいのはカラスがつっついた痕かもですね〜。蝶の幼虫が寄生虫や鳥や・・・でなかなか蛹にさえなれないのをハラハラ毎年観察していますが、蝉の幼虫は地下で安全と思っていました!
Posted by felizmundo at 2012年08月31日 22:59
felizmundoさん

そうなんですよ。私も無事に土の中からは出てくるものと思っていたので、カラスが土をつついてほじくっているのを見てびっくりしました!
生き物にとって絶対に安全なところってないんですね。
生きるのは大変なんですね。
Posted by ブドリ at 2012年09月02日 20:24
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック