2012年06月15日

ホタルブクロ

今回は宮沢賢治も好きだった花「ホタルブクロ」を皇居東御苑からお届けします。

宮沢賢治の作品にはホタルブクロとは出てきませんが、釣鐘草として童話「銀河鉄道の夜」「貝の火」や詩「山の晨明に関する童話風の構想」に登場します。

『つりがねさうか野ぎくの花が、そこらいちめんに、夢の中からでも薫りだしたといふやうに咲き、鳥が一疋、丘の上を鳴き続けながら通って行きました。』  童話「銀河鉄道の夜」

ホタルブクロの 学名は Campanula punctata
『銀河鉄道の夜』に登場するジョバンニの親友の名前はカムパネルラ
意識しなかったはずはないでしょうね。

皇居東御苑では白いホタルブクロが主流です。
日差しを浴びてその白さがいっそう際立ちます。
ホタルブクロ


ホタルブクロ(蛍袋) キキョウ科
別名:雨降花、釣鐘草、提灯花、風鈴草
「蛍を捕まえてこの花の中に入れたので蛍袋」と名付けられたというのが主流ですね。この由来はとても綺麗な表現でいいのですが、蛍が飛び交うのは水辺、この花は基本的に開けたやや乾燥した草原や山の斜面などに育つのでこの由来はちょっと?です。今なら、池の近くなどでも栽培されていますから蛍がいれば花の中に入れられるのでしょうけど。
それより、昔、提灯のことを「火垂(ほたる)袋」と呼び、花がこの形に似ていたことからの方が真実味がありますよね。

皇居東御苑の石室の石組みの上に毎年ホタルブクロが咲くんですよ。
石組みのわずかな隙間からたくましく毎年顔を見せてくれる姿に感謝です。
カーソルを乗せて、クリックしてご覧ください。


野草の島に咲いていたホタルブクロ。
うつむくホタルブクロ

ホタルブクロの花を見るとどうしても下から覗きたくなっちゃうんですよね。みなさんはどうですか?
下から空を入れて撮影してみました。空では怪しい雲と青空の攻防が繰り広げられていました。
空とホタルブクロ

じっくりと花の中を覗いてみると紫色の斑点が並び、奥の方に雄しべと雌しべがたたずんでいます。
花びらには繊毛があるんですよ。
カーソルを乗せてご覧ください。


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