2012年05月14日

キンラン・ギンラン:皇居東御苑

今回は2006年から皇居東御苑で撮り続けているひっそりと咲く花をお届けします。
とても控えめながら美しい花「キンラン」「ギンラン」です。この花は「みどりの日」を含むゴールデンウィークにいつも自然の大切さと人間の身勝手さを考えさせてくれる私にとっての大事な羅針盤なんです。

キンランキンラン(金蘭) ラン科 林で黄色い花が金色に輝いて見えるランの花ということから名付けられました。
草丈30〜50cm。

今年は賑やかに咲いているいい時期に当たりました。
賑やかなキンラン

ギンランギンラン(銀蘭) ラン科
黄色のキンランに対して花が白いのでギンランと名付けられました。
草丈10〜25cm。
花は通常あまり開かず、 半開する程度のものがほとんど。


これまでは数本見つけるだけでしたが、今年はギンランもたくさん咲いていました。
賑やかに銀の鈴を鳴らして楽しんでいるようでした。
カーソルを乗せてご覧ください。


キンランの花はひとつひとつはとても小さく丸っこい形をしています。
一方、ギンランの花は細長いのが特徴です。色と背丈が違うので間違うことはありませんけどね。
キンランの花 ギンランの花

キンラン・ギンランは 「菌根菌」と呼ばれる菌類と共生する特殊な生育形態にあって、特に菌に対する依存度が強く、この「外生菌根菌」は林下等の特殊な土壌にのみ生息し、この花を採取して移植しても家庭で育てる事は不可能。それを知らずに持ち帰ってしまう人が多いのが実情。雑木林の手入れ不足なども減少に拍車をかけています。
キンランは、1997年に絶滅危惧II類(VU)(絶滅の危険が増大している種:環境省レッドリスト)として掲載されています。
ギンランは、環境省のレッドデータには掲載されていませんが、各都道府県が発表するレッドデータでは32府県で絶滅危惧種にしてされています。
皇居東御苑では保護されているので毎年見ることができそうですが、自然の野山では翌年も見られるかわからないというのが現状です。
そっと見守り続けて行きましょう。

参加しています。もしよかったら1日1クリックお願いします
 にほんブログ村 写真ブログ 心象風景写真へ blogram投票ボタン CoRichブログランキング
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック