1963年に出版され、今も世界中で愛されている「かいじゅうたちのいるところ」をはじめ80作品以上を世に出した代表的な絵本作家です。
今回はその代表的な作品をご紹介します。
「かいじゅうたちのいるところ」
モーリス・センダック 作
じんぐう てるお 訳
冨山房
いたずらっこのマックスは、おおかみのぬいぐるみを着て大暴れ!
「このかいじゅう!」
怒ったおかあさんに夕飯抜きで寝室にほうり込まれてしまいました。
すると寝室は森になり、野原になり、海があり、「かいじゅうたちのいるところ」の世界に。
マックスはそこで思う存分暴れまわります。
マックスはかいじゅうたちに認められ、かいじゅうの王様になります。
かいじゅうの王様となり、かいじゅうたちと一緒にかいじゅう踊りをしたりとこの世界を存分に楽しみます。しかし、かいじゅうたちを眠らせたあと、ふと寂しくなります。
そこでマックスは王さまをやめることにします。
かいじゅうたちはマックスを「行かないで」と引き止めますが、ボートでこの世界を去ります。
そして帰った場所は自分の寝室。
するとそこにはあたたかいご飯がおいてありました。
子供の頃は夢のなかだけでなく、ふと空想の世界に浸って遊ぶものですよね。
子供たちには空想の世界の面白さや大切さを、大人には子供の頃に置き忘れてしまった自由な空想の大切さを思い起こさせてくれる名著です。
お父さん、お母さん
お子さんと一緒に読んでみてください。
どこかに忘れてきた大切な何かを探してください。
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