2012年03月18日

絵本「ふるさと60年 戦後の日本とわたしたちの歩み (日本傑作絵本シリーズ)」

ふるさと60年 (日本傑作絵本シリーズ)ふるさと60年 (日本傑作絵本シリーズ)
道浦 母都子 金 斗鉉

福音館書店 2012-02-15
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「ふるさと60年 戦後の日本とわたしたちの歩み (日本傑作絵本シリーズ)」
道浦 母都子 文
金 斗鉉 絵
福音館書店

終戦直後の1946年から1996年までの、ある町の文化や人々の暮らしの変貌を描いた絵本です。
建物、乗り物、道路、橋、服装、子どもの遊び……時代の流れの変化をおじいちゃん、おばあちゃんが孫に語りつぐ具合に進みます。
おじいちゃんたちは、赤ちゃん…子ども…学生…サラリーマン…高齢者へと、人間も年を重ね、子どもが生まれ、さらに孫が生まれました。
村はやがて町から街になり、遠くを走る電車が新幹線になって、高速道路も建設され、都市へと発展していきました。
新幹線の形式も変化していく細かさです。

子供たちを取り巻く環境の変化も感じられます。
めんこ、ゴム跳び、紙芝居、駄菓子屋、自転車の三角乗り、川遊びなど
大人は子供の頃の遊びを見つけ、子どもはやったことのない遊びを感じられます。
戦後日本が歩んできた開発の道のりってなんだったのか、これから向かうべき未来の姿はどのようにあるべきなのかをじっくりと考え、家族やふるさと、自然の大切さを考えるきっかけにして欲しい、そう思います。

最後には昨年の大震災にも触れ、津波や原発事故への思いも感じられます。
開発によって失われつつあるふるさとの風景、よもや失うことなどあるまいと思っていたふるさとの風景、いろんなふるさとの風景に思いを馳せ、ふるさとを未来へ語り継ぐ絵本です。

ふるさとのこれまでの60年間を語り継げたように、子供たちが60年後に語り継げるふるさとがあることを願わずにはいられません。

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posted by ブドリ at 21:00 | Comment(0) | TrackBack(0) | .絵本・児童書 は行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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