柏原選手をはじめ全選手で勝ち取った往路優勝から一夜明けた3日。
2位とのタイム差は5分。
しかし、そのタイム差に油断することも焦ることもなく見事な安定感でタスキを繋げての総合優勝!
しかも復路優勝しての完全優勝!
昨年の21秒差での2位という悔しさをバネにしての見事なチーム力でした!
今回は東洋大学の完全優勝を記念して第10区八ツ山橋を駆け抜ける東洋大学 齋藤貴志選手特集です!
スタートからテレビで観戦。
第6区の山下りで1分以上差を広げる落ち着いた走りで区間賞。
第7区では区間新、第8区も区間賞、9区へと堅実にタスキを繋いだところで、家を出て八ツ山橋の予定撮影ポイントに向かいました。
八ツ山橋に到着したのは11時45分頃。狙っていたところは今年は応援の幟がない場所。
すると、多分ダイヤモンド富士の撮影で羽田空港で出会ったと思う方と遭遇し、並んで一緒に撮影ということになりました。
どこだ?齋藤選手は?
車の影かぁ。
見えてきた!新八ツ山橋を駆け登る齋藤選手!
「婦警さん、ちょっと邪魔!」と言うわけには行きませんからね。
この後しばらく影になっちゃって見えないんですよ。
終盤の苦しい八ツ山橋を登りきり苦しそうだが必死の形相で駆け下りる!
カーソルを乗せてご覧ください。
差が開いていても必死の形相で走る齋藤選手に疲れは感じられない。
カーソルを乗せてご覧ください。
あっという間に新八ツ山橋をかけ下りてきた。
しっかりと足が動いていてまだまだ余力十分!これなら大丈夫と確信!
カーソルを乗せてご覧ください。
栄光のフィニッシュテープまでは、残り9.6km。
後を追ってくる2位の駒沢大学とは8分2秒差。
このままの勢いでゴールまで駆け抜けろ!
底力のある駒沢大学が追いかけるも勢いの差は明らか。
結果はさらに1分差を広げ9分2秒差と全く隙がない走りで見事にゴール!
しかも往路・復路とも大会新記録を樹立し、総合では昨年早稲田大学が記録した10:59:51を8分以上縮める新記録10:51:36でのゴール!
今季の合言葉は「1秒を削り出せ」。
昨年の21秒差での2位の悔しさをバネに挑んだ今季の駅伝。
5区柏原選手にばかり頼らず、全ての区間で1秒でも短縮しようというチームプレーの意識を徹底させ、チーム力の底上げを図る。
1年生から4年生までが実力を発揮し、全10区間中、柏原選手以外に区間1位が5人とまさにチーム全体での心意気の走りで襷をつなぎ、見事な完全制覇!
チームとして指導始めた頃、3.11の大震災。ふるさとの被害で練習どころではない時を乗り越えて・・・
往路表彰式の柏原選手のコメント
「僕が苦しいのはほんの1時間ちょい。福島の方々に比べれば全然キツくなかった」
たくさんの大学・選手が箱根路を夢見て日々練習を積み重ね、それでも走れるのは200人の選手だけ。
突出したエースがいたとしても、代表10人が着実にタスキを繋がないと優勝できないということをかみしめて練習に励んだ東洋大学の心意気の走りでした。
優勝おめでとうございます。
来年は山の神・柏原選手が抜け、新たなチームとなり、今年以上にチーム力が試されると思います。ですが、1・2・3年生がしっかりと実力をつけているので、1年しっかりと練習を積んでいけば大きなマイナスとはならないでしょう。
新たなチームで優勝目指して頑張ってください。
「初春に 絆をつなぐ 心意気」
「初夢を 絆でつなぐ 歓喜の輪」
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【.箱根駅伝 2012年の最新記事】
さすがですね。わたしのような準備不足、思いつき携帯写真とは各がちがいます。
来年は三脚を用意し、場所をとって、力走する選手を撮りたいですね。
いい写真をありがとうございました。
いいですよね。
全力疾走。それがちゃんとわかります。
それにしても、いい写真。
スポーツはウソが無いから、大好きなんです。
それにしても、東洋大には最敬礼です。
ほんとに、一丸となっているというのは
このことですよね。
こちらにも来て下さりありがとうございます。
私は東洋大学のページにも写真を載せていただくので狙ってますけど、三脚は使ってません。立てる余裕が無いですし、機動性がよくないですからね。
三脚なくても今のデジカメならいい写真が撮れると思いますので来年はチャレンジしてみてくださいね。
四季歩さん
どう致しました。
スポーツに嘘はないですね。
どの選手も必死出前を目指す姿には毎年感動させてもらっています。
歯車がうまく噛み合うかどうかのわずかな差がこんなにも大きな差になるとあらためて示された大会でした。