今回は宮沢賢治の童話からお届けです。
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「月夜のでんしんばしら」
宮沢 賢治 作
竹内 通雅 絵
三起商行(ミキハウス)
九日の月が空にかかり、うろこ雲が空いっぱいで、その隙間からときどき冷たい星がぴっかりぴっかり顔をだす夜のこと。
ドッテテドッテテ、ドッテテド
ドッテテドッテテ、ドッテテド
と、でんしんばしらが歩きだしました。
それを見ていた恭一のそばに、黄色い顔の電気総長がやってきて・・・
恭一が遭遇した奇妙きてれつ不思議な夜のお話です。
宮沢賢治の生前に唯一出版された童話集「注文の多い料理店」に収録された、「虹や光からもらってきた」珠玉の一篇です。
お子さんには話はよくわからないかもしれませんが、電信柱が行進する「ドッテテドッテテ、ドッテテド」というリズムだけでも楽しめると思いますよ。
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