2011年09月16日

十六夜の月見

中秋の名月の翌日は十六夜のお月見。

この日の月の出は17:57で、この月の入りは14日の6:50と13時間も見えていることになります。
今回はこの十六夜の月の出の直後から月の入り間近までをタイミングよく撮影できました。
ですが、時間経過は「銀河鉄道の月」を見ていただくとして、こちらでは天体観測を中心にお届けします。

月の出の頃、地表付近にはわずかに雲が流れていました。ちょうどそこに上ってきた十六夜の月がさしかかり、かぐや姫が月に帰りそうな雰囲気の景色になりました。
十六夜の出

夜10時前、夜のお月見散歩に出掛けて綺麗な月を撮影。
十六夜

これで満足なので帰ろうと向きを変えると、北の空にカシオペア座が見えました。これは撮らなくちゃと撮影。
線でつないでみました。カーソルを乗せて御覧ください。


東の空にひときわ輝く木星を発見!
α55のマルチショットノイズリダクション機能を使って手持ちで撮影してみました。
拡大してみると、しっかりとガリレオ衛星まで写っていました。
拡大写真と衛星の名前を表示したものをカーソルを乗せて、クリックして御覧ください。


帰ろうとしているのに、雲が流れてきて、月から雲が放射されてるような雰囲気。
雲も撮れるようにまたまたマルチショットノイズリダクションで撮影してみるとたくさんの星が写ってました。調べてみるとアンドロメダ座でした。
そう、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」に登場するアンドロメダ星雲までは写ってませんけどこういう空を眺めていたのか、とパソコンの前で感じています。
アンドロメダ座の一部しか写っていませんが線でつないでみました。
カーソルを乗せて御覧ください。


こんなふうに空を見上げてると時空を飛び越えていろいろなことを感じることが出来るんですよね。

ツキの名前は誰が名付けたのだろう。
十六夜(いざよい)というのは、「躊躇う(ためらう)」と似た意味の動詞「いざよう」の連用形「いざよい」が名詞化してできた語。十五夜(満月)の月の出からやや遅い事から月が躊躇っていると見立てて 十六夜=いざよい となったとか、一晩中月が出ているので「夜を知らない」の意味から不知夜月とかほんとに表現が見事に当てはまっているところは昔の方がどれだけ月と密接な付き合いをしていたかが伺えます。

そして現代、
明日を担う子供たちには、勉強も大事だけど、一生懸命机に向かって下を向いてばかりではなく、果てしなく広がる空を宇宙を見上げて、自由に大きな翼を羽ばたかせて欲しいと思いますね。
なんの不安もなく、なんの恐れもなく、見あげたいときに見上げ、翼を広げたいときに広げられるようにしてあげたい。
それが大人の役割であり、子供たちのこんな姿が世界中でみられることが「本当の幸い」なのではないでしょうか。
自分たちの利益だけにとらわれて、目先の事しか見えない現代社会が、何を産み出し、何を奪っているのか、そしてさらに奪いとろうとしているのか。
一番大事な子供たちから未来を奪おうとしていることに気がついてほしい。
子供たちに未来がなければ我々の未来だってないんだということに気がついてほしい。

今年の月見はたくさんのことを考えさせてくれる月見でした。

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タグ:十六夜 月見
posted by ブドリ at 22:00 | Comment(2) | TrackBack(0) | .天体観測 月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「見えないけれど あるんだよ
 見えないものでも あるんだよ」
by 金子みすゞ

星の存在というのは、昼間は忘れてしまうようなものですが、それでもずっと、本当は、見守っていてくれているんだと、夜になって思い出します。
世の中には、そういうものがたくさんあるんでしょうね、きっと。
Posted by かのこ at 2011年09月18日 10:16
かのこさん

星たちは見えなくてもずっと何十億年も前からそっと見守ってくれているんですよね。
それを夜だけでも思い出すのは星も感謝してると思いますよ。
かの子さんの仰るとおり、世の中には想像もできないくらいたくさんのものがあるのだと思いますよ。
Posted by ブドリ at 2011年09月18日 22:58
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