2011年08月08日

月と雲

流星群の季節なのですが、すっきりしない東京の空が続いています。
昼間はそこそこ晴れていても夕方頃から雲が広がり、雨が振りそうでふらなかったり、かと思えば雨が降ったり止んだりで、夜空がまともに見られず、せっかくの真夏の夜の夢の天体ショーもお預け状態です。

でも、こんな合間に撮影した月の写真をお届けします。
撮影したのは8月4日(木)。

会社帰りのしながわ中央公園で月の撮影をして空を見上げていたら、雲の形が面白かったので雲も入れて撮影してみました。私にはこう見えるという主観ですので、皆様はお好きなように見てくださいね。

月と鳳凰
ちょっと鳥?みたいに写ってますけど、肉眼で見たらもっと鳥らしく、インスピレーションで鳳凰と湧いたんです。
月と鳳凰


月とウミガメ
上の雲が少しずつ姿を変え、ウミガメになりました。
あまり変わらないと言われそうですけど、上の写真より前足と甲羅がしっかりと見えませんか?
調べてみると、中国神話に霊亀(れいき)と呼ばれる生き物が!
なんでも、背中の甲羅の上に「蓬莱山(ほうらいざん)」と呼ばれる山を背負った巨大な亀だとのこと。撮影した写真を見なおしてみたら甲羅に乗っけてましたよ、蓬莱山!
カーソルを乗せてご覧ください。


月と麒麟
上の雲が流れながら姿を変えて行くとあれ不思議!伝説の麒麟(きりん)の姿に変わりました。
月と麒麟


不思議じゃありませんか?鳳凰から霊亀、そして麒麟へと、中国の伝説上の生き物が一つの雲から形作られました。
鳳凰・麒麟・亀・龍は古代中国の神話等に登場する四霊と呼ばれているのですが、龍がいない!
鳳凰の前にひょっとしたら姿を表していたかもしれないのですが、別の日に見つけましたよ。
月が龍に乗ってるところを!
この雲、龍に見えませんか?
これは8/6(土)に皇居東御苑の上空に見つけました。青空が見えていますが、遠くに雷の音が轟いていました。
見にくいですからカーソルを乗せて月を見つけてください。


これで四霊の揃い踏み。
麒麟は信義を、鳳凰は平安を、霊亀は吉凶を予知し、竜(りゅう)は変幻を表すと言われています。今の日本に何かを暗示していると思いませんか?

「ほんとうに、こんなオホーツク海のなぎさに座(すわ)って乾(かわ)いて飛(と)んで来る砂やはまなすのいい匂(におい)を送(おく)って来る風のきれぎれのものがたりを聴(き)いているとほんとうに不思議(ふしぎ)な気持(きもち)がするのでした。それも風が私にはなしたのか私が風にはなしたのかあとはもうさっぱりわかりません。またそれらのはなしが金字の厚(あつ)い何冊(さつ)もの百科辞典(ひゃっかじてん)にあるようなしっかりしたつかまえどこのあるものかそれとも風や波(なみ)といっしょに次(つぎ)から次と移(うつ)って消(き)えて行くものかそれも私にはわかりません。ただそこから風や草穂(くさぼ)のいい性質(せいしつ)があなたがたのこころにうつって見えるならどんなにうれしいかしれません。」(宮沢賢治 未完の童話「サガレンと八月」より)
というように、雲を見て私が感じたものはこういうものですから、みなさんはみなさんなりに風や雲や月からいろいろなものを写しとってみてください。


おまけ
7/4の夜に撮影した月の写真です。
こちらは想像上の生き物ではなくてしっかりと天体観測しています。
月の左上におとめ座のスピカ、右上の太陽系の惑星・土星が輝いていました。
月とスピカと土星


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posted by ブドリ at 22:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | .天体観測 月 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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