晴れていても天の川とわかるほど星は見えないんですけど・・・
七夕の7月7日、朝のうちは雨が降り、今日はこんな天気かと思っていると、お昼になって急速に空が回復。青空が見えてきました。
これはいいものが見られるに違いない!
そう確信して外に出て空を見上げると、空にかかる大きな虹ではありまえんが、太陽の方向に虹色発見!
わかりますか?
細い雲の途中に色付いた部分が見えますよね。
太陽の位置からしてこれは環水平アークではなく暈(ハロ)の一部に違いない!と太陽の周りをぐるりと見回してみると・・・
雲がある部分ははっきりと、そうでない部分はそれなりに虹色に色づいているじゃないですか。
間違いなく暈(ハロ)です。
雲が風に乗り勢い良く流れ、流れる雲が暈の位置に来るとその部分だけ虹色に染まり、虹色が流れているようでした。
GR-DIGITAL
雲は流れながら形を変えていくので、虹色もはっきり見えたり見えなかったり。
う〜ん、もどかしい!
薄くなったりはっきり見えたりとお昼の太陽を見上げ続けているのも楽じゃないけど、見ずにはいられないこの日の虹色の変化!
ある程度撮影して、撮影した写真を確認していると、急に影が広がって太陽の周りには巨大な雲がやってきていました。でも、よくみると、太陽のそばの雲が色づいてるのを発見。
今度は彩雲だ〜!しかも、ど派手!
カーソルを乗せてご覧ください。LUMIX TZ10
今回の最後に宮沢賢治の詩を一つ掲載いたします。
〔日に暈ができ〕
日に暈ができ
風はつめたい西にまはった
ああ レーキ
あんまり睡い
(巨きな黄いろな芽のなかを
たゞぼうぼうと泳ぐのさ)
杉みな昏く
かげらふ白い湯気にかはる
空に星に岩石に花にと、前宇宙のすべてと波長を合わせることができていたような宮沢賢治。
彼の人生と三陸地震は切り離せない関係である。
それはたくさんの方が話しているので省略します。
もう間もなく大震災から4ヶ月。
今回の三陸の被害を目の当たりにしたらどのように思ったことだろう、とまた賢治の作品を読み直し始めた今日この頃です。
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【.天体観測 虹色の最新記事】
彩雲もすばらしいです♪
流れる雲にのって虹色が移動していく様子は見とれちゃいますね。
ひょっとして環水平アークも?と思ったのですが、そちらはダメでした。
実は炎天下に真上を見上げすぎて、この後ちょっと気持ち悪くなってしまいました。要注意です。