珍しくはありませんがエビネです。
クマガイソウが咲いている中に咲いているエビネのすぐとなりに、なんとキンランが1輪咲いているじゃないですか!
まさかあるとは思っていなかったのでビックリ!右の黄色い花がキンランです。
キンラン(金蘭) ラン科
林で黄色い花が金色に輝いて見えるランの花ということから名付けられました。
日本ではありふれた和ランの一種でしたが、1990年代ころから急激に数を減らし、1997年に絶滅危惧II類(VU)(絶滅の危険が増大している種:環境省レッドリスト)として掲載されました。
ニホンサクラソウ(日本桜草)も片隅に咲いていました。
そして今回のメインは下に咲いている花ではなく、頭上に咲いているハンカチノキの花です。
このブログでは新宿御苑のハンカチノキを毎年のようにお届けしてきましたが、今回はこちら多聞院です。
この木がハンカチノキ。
そして花がこちら。
花びらに見える白い部分は苞(ほう)と呼ばれるもので、ハナミズキやドクダミの白い部分と同じです。
その中央にある球状の頭状花序とよばれる部分に、複数の小さな花が集まって咲いています。
ヒラヒラと風に揺れる姿がハンカチのようなのでハンカチノキと名付けられました。
ひらひら揺れる姿をハトの姿に見立てて英語では鳩の木と呼ばれています。
ここ数日の雨で花は傷んでしまったかもしれませんが、見頃はもう少し続いていると思います。
5/1は寅まつりですので、祭のついでに眺めてみてください。
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