先週の日曜日に自転車で巡ってきた中から1箇所お届けします。
ここには年明けすぐに初詣に行っていたのですが、あらためて人の少なくなった今の時期にでかけ、のんびりと見学してきました。
それが「多聞院」です。
我が家からだと、自転車で15分ぐらいのところにあります。
多聞院は埼玉県所沢市中富にある開拓民の祈願所として創建された真言宗豊山派の寺院で、本尊に大日如来を安置し、毘沙門堂には武田信玄の守り本尊であった金の毘沙門天王を祀る。寅まつり、ボタンの寺として有名です。
その他詳しいことはウィキペディアや所沢市のHPにおまかせします。
参道から毘沙門堂です。
多門院毘沙門堂です。
棟札から明和3年(1766年)に落成したものと判明しています。
毘沙門堂の回りには、毘沙門天の化身である寅に、身に降りかかる災いを託して奉納する「身がわり寅(とら)」がズラッと奉納されています。
寺院内には、近年、信徒の石工が奉納した鬼の我慢している姿の坐像「鬼の悟り」石像もあります。
お稲荷さんも祀られています。
新しく安置された笠地蔵や、開運かわらけ当てなどもあります。
境内に咲いていたロウバイと毘沙門堂です。
ここは、牡丹の名所で知られ、『ぼたんの寺』とも呼ばれています。
牡丹を立体曼荼羅に並べて植えつけたそうですし、他にも山野草が植えられているのでそれらの花の時期に訪れたいと思います。
多聞院の左手西側には 神明社がありますが、もともとは一緒の境内にあったものが、明治の神仏分離令によって、境内の西側は神社(神明社)として、東側は寺院としてそれぞれ独立し、現在の形になっています。
そちらの神明社にもお参りしてきましたが、それはまた後日お届けします。
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